メリノウールニットの選び方と素材の基礎知識
ニットを選ぶとき、「メリノウール」という表記を見ることが増えました。でも、メリノウールにも産地や品質の違いがあり、同じ表記でも着心地や耐久性が大きく異なります。ニットを買う前に知っておきたい基礎知識をまとめました。
メリノウールの産地による違い
メリノウールの主な産地はオーストラリア、ニュージーランド、南アフリカです。産地によって繊維の細さ(マイクロン数)と柔らかさが異なります。ニュージーランド産は繊維がやや太めで耐久性が高く、オーストラリア産は細くて柔らかいものが多い傾向があります。
Buttress Hueで取り扱っているリブニットは、仕入れ先の表示ではニュージーランド産のメリノウールです。ご家庭で洗えること、長く着られることを基準に選びました。産地や組成は、商品に付いた品質表示タグでもご確認いただけます。
番手と編み方が着心地を決める
ウールの太さは「番手」で表されます。番手が大きいほど繊維が細く、薄手で軽いニットになります。秋冬のアウターとして着るなら、やや低い番手(太め)の糸で編んだものが保温性と耐久性のバランスが取れています。
編み方もニットの印象を大きく左右します。リブ編みは縦方向に伸縮性があり、体に沿いやすいのが特徴です。袖口や裾のリブが長いと、冷気の侵入を防ぐ効果が高まります。
ニットのピリングと向き合い方
ウールニットを着ていると、摩擦の多い部分(脇の下、袖口など)に毛玉ができることがあります。これは繊維の品質とは別の問題で、どんなウールでも起こります。毛玉取り器を使えば簡単に取り除けますが、力を入れすぎると生地を傷めます。
毛玉ができにくくするには、ニットの上にコートを重ねるときに、コートの裏地との摩擦を減らすことが有効です。また、洗濯の際に裏返して洗うことで、表面の摩擦を減らせます。
ニットの選び方や素材についてのご質問は、メールまたはお電話でお受けします。ご来店で現物をご覧になる場合は、事前のご予約をお願いしています。