栃木レザーの経年変化と日常のケア
栃木レザーは、タンニンなめしと呼ばれる伝統的な製法で作られた革です。使い込むほどに色が深まり、手の脂や摩擦によって独自の光沢が生まれます。この変化を「エイジング」と呼び、革製品の魅力のひとつとされています。
タンニンなめしとは何か
革のなめし方法には大きく分けてタンニンなめしとクロムなめしがあります。タンニンなめしは植物由来のタンニンを使い、時間をかけて革を鞣す方法です。クロムなめしより時間がかかりますが、経年変化が豊かで、修理しながら長く使えるのが特徴です。
栃木レザーは栃木県に拠点を置く老舗のなめし工場が手がけており、タンニンなめしの革として国内外で知られています。Buttress Hueで取り扱っているカードケースは、仕入れ先の表示ではこの革を使用しています。
日常のケアの基本
新品の栃木レザーは表面が乾燥していることが多いため、購入後すぐにレザーコンディショナーを薄く塗ることをおすすめします。塗りすぎると革が柔らかくなりすぎるため、少量を布に取り、薄く伸ばすように塗ってください。
日常的なケアはから拭きで十分です。水に濡れた場合は、すぐに乾いた布で拭き取り、形を整えてから陰干しします。ドライヤーや直射日光で乾かすと革が硬くなるため避けてください。
色の変化を楽しむ
タン(薄茶色)の革は、使い込むほどに深い飴色に変化します。この変化は使い方によって異なり、同じ革でも持ち主によって全く違う色になります。ネイビーやチャコールは変化が穏やかですが、使い込むほどに表面に光沢が出てきます。
革のエイジングは、使った時間の記録です。傷がついても、それが味になっていきます。完璧な状態を保つより、使い込んで自分だけの色にしていくことが、栃木レザーの楽しみ方です。
革製品のお手入れについてのご質問は、メールまたはお電話でお受けします。カードケースの在庫状況もお問い合わせください。ご来店の場合は、事前のご予約をお願いしています。